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[ノウハウ] 2 旋回半径グラフでボトム車速を底上げし、タイムアップしよう!

ボトム車速、ボトムスピードとは、旋回中の最低車速の事を示しています。
コーナー1つに対し、ボトムスピードが1.2km/h底上げされる事で0.1秒タイムアップすることは、「 [ノウハウ] 1 横Gグラフでボトム車速を底上げし、タイムアップしよう! 」に書いた通りです。

では、横Gグラフ以外に、ボトムスピードを向上させるヒントは無いのでしょうか?

もちろん、LAP+なら答えがあります。

さらにタイムアップするコツ。詳細は続きからどうぞ
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[ノウハウ] 1 横Gグラフでボトム車速を底上げし、タイムアップしよう!

ここで言う「ボトム車速」とはコーナリング中の最低車速の事です。

コーナリング中の最低車速はそのままストレートでの最高速に、ひいては、ラップタイムに直結する重要な項目です。

1.2km/h 車速を底上げするだけで、0.1秒タイムアップする

例1) 鈴鹿サーキット R35 GT-R
鈴鹿サーキットで考えてみましょう。有り難い事にR35 GT-Rのデータを公開していただいておりますので、そのデータから試算してみます。
スプーン~130Rに至る加速区間の所要時間: 16.2秒
何かしらの工夫で最低車速が1.2km/h底上げ出来たとすると、生じる距離の差は約5.4m

5.4mという距離差が計測ライン付近の平均車速(180km/h)で通過するのにかかる所要時間は、
・・・ 0.108 秒 となります。

例2) ジムカーナ
続いて全く異なる例で、ジムカーナの場合はどうでしょうか? ジムカーナでは全開区間は比較的短いのですが、ゴール通過時の車速が低い為、その影響は予想以上に大きな物となります。

最大加速区間: 3秒 と仮定する。
加速区間で工夫により、最低車速を1.2km/h底上げしたとすると加速区間により生じる距離の差は約1m
この1mの差をゴール通過時の平均車速で精算する為、ゴール通過時の平均車速を30km/hとすると、所要時間は、
・・・ 0.120 秒 となります。

事実、1.2km/h最低車速を底上げする事で、コーナー1つだけで0.1秒もタイムアップ出来ます。

では、どうすれば車速を底上げする事が出来るのでしょうか?
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[使い方] 7 スポーツ走行にて

スポーツ走行にて使用する場合、4輪であれば、絶対にルーフの上に設置しましょう。

この写真の例では、養生テープを下に巻いて上からさらに貼り付けています。ただ、固定面のワックス状態や車速によっては、これでも外れる事もあります。場合によっては粘着力の高いテープを用いたり、粘着力を確保できるルーフとの境界付近にあるガラス面(フロントガラス・リアガラス)に貼り付けましょう。

スポーツ走行時の注意点は続きからどうぞ!

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[使い方] 3 ロガーを購入しよう!

ロガー購入前に、お使いの環境でLAP+が動くかをチェックしましょう!
注意点として、次のような物があげられます。
・Windows 2000環境では動きません。
・Windows XPは .net framework 2.0 sp1 以降が必要です。(今からなら、sp2 の方が良いのかな)
・Atom、Celeronな環境ではGPSロガーからPCにデータ転送するのに、時間がかかる為お勧めしません。

ロガー購入前にLAP+をダウンロードし、ランキングにてご厚意により公開していただいているデータをお借りして、ソフトの使い勝手を確認してみる事をお勧めいたします。

データ量が多くなるサーキットユーザ様は、出来ればCore 2以降のCPUを搭載したPCを用意しましょう。(快適さが全く変わります)
ジムカーナ、ダートラ等であれば、データ量が少ないのでAtomが主流のネットブックでも十分に利用可能です。

地味で簡素な画面表示のLAP+ですが、ネットブック等の小さな画面でも不便無くご利用いただけるように、効率的な画面配置を心がけた結果、簡素な画面になっています。(地味・・に、見えるのには理由があります・・笑)

詳細な説明は続きからどうぞ
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[使い方] 2 フリーソフトは劣る?

LAP+のフリーソフトは分析性能が劣ると誤解している人が多いようです。

結論から書くと普及価格帯のモータースポーツ用GPSロガーと比較し数倍の機能をフリーソフトで提供しています。

主要な普及価格帯のGPSロガーが備える主要な能力は次の通りです。
・10Hz
・コース図
・車速、標高、タイム差グラフ
・グラフ横軸距離表示に対応
・アニメーション

これに対し、LAP+が劣ると認識されている項目に対しては、
・10Hzでは無く、5Hz
10Hzでは無く5Hzを採用していますが、これは2G以下の環境では性能上のメリットが無い事。車速波形が更新されない問題が発生する事も確認している事。GPSロガーのデータを読み込む時間が倍になる事などから、LAP+では10Hzを採用していません。

詳細な説明は続きからどうぞ
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[使い方] 1 なぜ、ロガーを使うの?

サーキットの場合、1時間あたりの走行料だけでも3000円から1万円程度。モータースポーツを楽しむのは決して安くはありません。

今までロガーは、レース等で本格的に活動をしている方にとって、ドライバーの嘘発見器であるかの様に受け取られてきました。ミスに対し、いいわけすることが出来ないので厳しい物だと。

でも、これは勝負の世界ならではの事。 サーキット走行を楽しむ人には、速くなる為の過程そのものが楽しみの一つです。ロガーが無い状況では、なぜタイムが出ないのか闇雲に悩まざるを得なかったのに対し、ロガーがあると、どうすればタイムアップにつながるのかが明らかになります。

闇雲に走りタイムに伸び悩むという状況と、何に取り組めば良いのか明確に見えている状況とでは、楽しさの差は歴然では無いでしょうか?

そう、サーキット走行を楽しむ人にとって、ロガーは運転を、より楽しくする為の最高のツールなのです。

機械は高いし、操作は難しいのでしょう?

詳細は続きからどうぞ
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[TIPS] 無駄データのトリミング方法

今回のTIPSは黒魔術レベルのTIPSです。開発者だからできる裏技・・かな?
ジムカーナやダートラなどで走行を終えた後、同じ位置で車両停止しなくては後にひげのように無駄なラインが描画されてしまう事があります。
GPSが1台だけのフリー版であれば、それはそれとして使ってくださいですむのですが、GPSを2台用いてヨーレートやドリフトアングルを出そうとしている人からすれば、1台が停止と判定し、もう一台が走行と判定してしまうと、比較できないデータになってしまいます。

そこで、ジムカーナやダートラ向けの「無駄データのトリミング方法」について、ご説明させていただきます。冒頭でも書きましたが、これは開発当初の意図していない使い方でありdp3側でも、この使用方法に関する機能修正・削除、サポートは行う予定はありません。あくまでもこの様な効果もだせるという程度でお願いいたします。

では、詳細は続きからどうぞ!
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何Hzが必要なのか?

汎用のGPSにおいて、位置の分解能は約19cm程度となります。
これは、GPSの波長に基づく限界値で、この限界を超えようとすると特殊なGPS(RTK-GPS等)が必要になり価格も大幅に跳ね上がります。(GPSモジュールのみで数十万。用途により携帯などの通信設備も必要な場合もあるとの事)

さて、この約19cmという限界。これは、何Hzでこの限界を超える事になるのでしょうか?

実際にはあり得ないのですが、単純化の為に、2G、-2G、2G・・として矩形波状の加速度を与え、左右にスラロームを行っている状況を仮定してみます。右の頂点から左の頂点までにかかる時間は0.5周期。最大振幅からスラロームの中心軸を交差する運動は、速度0から1/4周期ぶんだけ等加速度運動を行ったと見る事が出来ます。(矩形派状の加速度という仮定により)

つまり、速度0から等加速度運動を行い、8.5cm移動した時の所要時間を4倍し、逆数をとったものが限界となるサンプリングレートという事ができるのではないでしょうか。

通常、どなたでも体験出来る横Gの最大は、レーシングカートの約2Gとなります。
初速度0、加速度2G、変位8.5cmという条件で解の公式を適用すると、所要時間は約0.09秒。
1周期の時間は、約0.37秒となり、この時の周波数は2.68Hzとなります。

また、今度は、GPSチップ(MTK3329)の限界加速度である4Gで計算してみますと、所要時間は約0.06秒。周波数は約3.8Hzとなります。

素早い操作を再現するのに、より早いサンプリングレートが必要だと考えられている方も多いと思います。ですが、19cmより細かい変位を見分ける事が出来ない通常のGPSでは、4Hzより早いサンプリングレートは意味を持たないと、言う事が出来るのではないでしょうか?

さらに付け加えますと、人間の入力に対して車両の応答は、1~1.5Hzより早くなると急激に鈍くなります。(ドライバーが操作しても車が反応しない) 標本化定理から考えても、理論上、倍の3Hzがあれば良く、この面から見ても5Hzもあれば十分と言う事が出来ます。

5Hzより上は、RTK-GPSの領域であり、通常のGPSでは疑問を感じてしまいます。
また、Photomate887を単純に10Hz設定を行うと、更新が追いつかない事が理由と考えられるような、ゆがみが発生する事があり、お勧めできません。このゆがみは中間値ではなく、一つまえの値が入る為、軌跡が不自然にゆがむ事になるのです。

10Hz、10Hz・・・。と言われる事に、違和感を感じてしまいます・・。
(あっ、、シュウォッチで100を超えられたら、あれは10Hzか・・笑。。車であんな操作、します?)


23:33補足・・。
約2.68Hz、約3.8Hzというのは、対象の周波数なので、その動きを再現しようとすると標本化定理より2倍のサンプリングレートが必要でしたね(恥・・)つまり、サンプリングレートにて必要な周波数は、レーシングカートで、5.36Hz、チップ限界で7.6Hzでしたか。
(^^;;;
うーん。。これだと少し悔しいので(爆)、矩形波とSIN波の実効値を考慮にいれても良い?(笑)、すると、71%に落ちるので、サンプリングレートでカートは、4.4Hz、チップ限界は6.2Hzということで。。
お見苦しくて、スミマセン・・。
とはいえ、ユーザの大多数である、ラジアルタイヤやSタイヤユーザさんでは、最大でも1.5G程度ですから、矩形波入力と仮定しても、5Hzで十分なのですよ〜。

[TIPS]イジワルテスト LAP+は真実をどの程度見抜ける?

とあるイベントでの事。
「373くん。ロガーの中に2名乗車の時と1名乗車の時、それぞれのデータがあるから制動にどのように影響しているか、確認してよ!」

イベント内では分析の時間を取ることが出来ず、持ち帰ってからの宿題とさせていただきました。

翌日、データを見ても。まともに比較可能なデータが全く存在しません・・。
1名乗車のデータは2名乗車よりも1分未満のコースで3秒近くも遅いのです!?

ラップタイムの遅いデータの方が車両特性が良いという結論を導き出さなくてはならない。
多くの方は、有意差をどのように示すべきか。頭を抱えてしまう事と思います。

ですが、LAP+なら特性の善し悪しを分析することが出来ます。

詳細は続きからどうぞ
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[TIPS]LAP+で軌跡がずれる。安定測位のコツ

Photomate887の精度って、DGPS使用時にCEP2.5mという精度になります。
CEPとは、平均誤差半径という事なのですが、半径2.5mの円の中に50%の確率で収まるというオーダーの精度と言うことになります。

逆に言うと、(一般用の)GPSはその程度の信頼性しか無いインフラと言うことが出来ます。

ですが、実際にLAP+を使用している方は、安定して至要でいている方からは半径2.5mの精度しか無いだなんて、信じられないとおっしゃることでしょう。なぜ、GPSの位置ずれが起こるのかを理解することで、描かれる走行軌跡の品質を上げることが出来ます。

詳しくは、続きからどうぞ!
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